みなさん こんにちは
名古屋市中区上前津のある女性小児専門鍼灸院
レディース鍼灸さいとう名古屋です
今回は、女性にとってさまざまなライフステージにおける難聴についてご紹介します。
最近、
- 聞き取りにくい
- 耳がつまる
- 耳鳴りがする
- 声が響いてします
など難聴に関わる症状に思い当たる方はお読みください。
難聴の特徴
まずはじめに覚えておいてほしいことは、
難聴の種類にもよりますが、必ず言えることがあります。
それは、発症してからいかに早く治療を始めるかが大切ということです。なぜなら、内耳性の難聴の場合、特に治療が遅くなることで聴力が回復せず症状固定してしまうからです。
聴力の固定は、だいたい3~4ヶ月と言われています。難聴患者さんの1/3は、この期間を過ぎると、病院では、「回復は難しい」、「慣れるしかない」などと言われてしまい、治療も終了もしくは経過観察となってしまうことが多いです。つまり、病院では積極的な治療方法がなくなるということです。
耳に関係する血管はとても細く、栄養が届きにくいです。そこに首や肩のコリが加わることで、さらに血流が悪くなり、薬を飲んでも改善しないということがおこります。
聞こえの感覚と、難聴の程度


↑左の表は、一般的に聞こえる音の質をあらわしています。男性は低い声、子供は、女性より音の声となります。
そして、右の表では、聞こえが悪くなった時の症状の重症度をあらわしています。縦の軸の数値がdB(デジベル)という単位で音の大きさをあらわし、0に近いほど、小さな音で聞こえる正常な聴力となります。逆に、縦軸の数値が下に(大きくなる)いくほど大きな音にしないと聞こえないということで、重症の難聴になっていきます。聴力の程度を判断する基準は、dBでいうと50dBあたりが、1対1で普通に会話できる大きさの基準といわれています。聞こえにくくて会話できない状態ですと、生活に支障が出てしまいます。
また、医療機関では、軽度難聴の程度である20dB~30dBくらいですと、本人が聞こえにくいと訴えても正常範囲とみなされ治療終了されてしまうケースが少なくありません。
どの過程でも回復する可能性がある難聴治療

ですが、どの程度の難聴、どの時期の難聴でも諦めないでください。薬で改善しなかった難聴も、時間が経って治療終了した難聴も、鍼灸治療で改善する可能性があります。または、完治しなくても今よりは楽になることができます。
鍼灸治療は、血流促進の効果があります。首肩や耳周辺の治療をすることで、血液循環が良くなります。聴力に関係する器官の血流改善が見込まれることで、積極的に聴力が回復できるように機能再生しやすくなります。
女性は、初潮を迎えてから思春期、働き盛り、妊娠、出産、更年期などライフステージが変化することでホルモンバランスも変化し、難聴を引き起こしやすくなります。女性と難聴は切っても切れない関係です。また、特に妊娠中や、癌、糖尿病などの治療中ですと、治療第一選択のステロイドも使えなくなる状況があり、難聴治療ができなくなってしまいます。そのため、薬を使わず、自律神経やホルモン、内耳の機能に変化を与えることのできる鍼灸治療が効果的です。
突発性難聴に対する鍼灸治療の変化

30代女性
発症年月日:2019年12月
初診時:2020年2月
治療前検査表:2020年1月
治療前検査表:2020年2月
治療中検査表:2020年2月
備考:突発性難聴
「ある日」、「突然」、「片方の耳が」聞こえなくなる突発性難聴という病気があります。今回、難聴治療の一例として、鍼灸治療の変化の過程をご紹介します。
右の突発性難聴を発症した30代女性、2019年12月に発症、当院には初診時:2020年2月に来院しました。
来院前2020年1月、2月の検査では、500Hzあたりや、8000Hzが著明に聴力低下していました。重度難聴に位置する程度ですが、発症から2ヶ月経過、このタイミングで鍼灸治療を週2回開始し、3週間後、幸いにも劇的に回復できる変化があらわれました。聴力の目安となる平均値(3分法)では、【500Hz+1000Hz+2000Hz/3】で計算評価しますが、
治療前(80+75+75)/3=76.7dB
治療中(15+10+20)/3=15dB
という結果が出ました。患者さんによって状況が異なるため、回復傾向もさまざまですが、発症日当日からステロイド点滴の治療を2週間継続してほぼ変化なかった状態から回復してくれました。
難聴の治療は、いかに耳の血液量を増やし、循環させることで内耳のむくみを除去し、栄養を送ることで聴力が回復できる環境を整えられるかが重要になってきます。
なかなか治らなかった、難聴も鍼灸治療で改善するかもしれません。まずはお気軽にご相談ください。
専門外来|女性の突発性難聴