みなさん こんにちは
名古屋市中区上前津にある
女性小児専門鍼灸院
レディース鍼灸さいとう名古屋です
今回ご紹介するのは、以前利用していたブログサービスの終了に伴い、2023-08-07に作成した記事の再投稿となります。
新型コロナウイルスの怖いところは、重症化はもちろんのこと、多種多様な後遺症といわれる症状です。
数か月から半年以上にわたって、何らかの不調を訴えている方が多くいるというのが現状です。
そんなコロナ後遺症でお困りの方に、当院では、鍼灸治療でおこなう「コロナ後遺症外来」を設置しております。コロナ感染後の不調でお困りの方は、ぜひ当院へご相談ください。
コロナ後遺症とは
みなさんは、コロナ後遺症とは一体どういったものかご存じですか?後遺症については、いまだに不明な点が多く、研究が進められているというのが現状です。まず今回は、コロナ後遺症について原因や症状などのまとめをお伝えします。
新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2ヶ月以上持続し、他の疾患による症状として説明のつかないもの。
といわれています。
感染して12ヶ月経った人のうち、約30%に後遺症があるという調査結果が出ています。男性よりも女性の方がやや多い傾向にあるようです。
コロナ後遺症の症状とは

身体的や精神的に、「だるい」「疲れやすい」というものから、「歯ブラシを持つのもつらい」という強い症状の場合もある。
コロナの感染時から継続(長い場合は数か月以上)する場合もある。呼吸困難などが持続することで、日常生活に支障が出ることがある。
「味がわからない」「においがわからない」といった症状が療養後にも続く、味覚か嗅覚どちらかだけのこともあれば、味覚・嗅覚両方がわからない場合もある。
熱が下がりきらず、長期間「微熱」が続く場合がある。
記憶障害・集中力不足・精神的疲労など「脳に霞がかかったような」認知機能障害のひとつ。「頭がボーっとする」などの症状が特徴。
筋肉痛、関節痛、腹痛、下痢、頭痛、抑うつ、脱毛など多くの症状がある。最近では、後遺症があるにも関わらず無理して仕事や作業をすることでクラッシュに陥ることもある。
子どもであってもコロナ後遺症が起こっています。症状は大人と同じように、咳・倦怠感・頭痛・味覚や嗅覚障害などさまざまです。子どもの場合、後遺症だと思っていたら、小児喘息や貧血、起立性調節障害という別の病気が潜んでいる可能性もあるため、注意が必要です。
後遺症が起こる理由
コロナ後遺症の研究が進められていますが、いまだ不明な点が多く、それぞれの症状と新型コロナウイルスとの因果関係はわからない状態ですが、いくつかの仮説が出てきています。
- 長期間 微量なウイルスやその断片が炎症を起こしている
- 免疫の調節不全で炎症が過剰になっている
- 肺や心臓・血管・腎臓など臓器のダメージが大きく修復が長引いている
- 以前から体内にあるウイルス(ヘルペスなど)が再活性化する
これらの理由がひとつずつ起こるわけではなく、いくつかが複合的に絡みあって『コロナ後遺症』として症状が出ている場合もあると考えられています。なぜ体がこのような状態になってしまうのかは、いまだに解明されていません。
ではコロナ後遺症がでてしまったとき、どのように治療をしたら良いのでしょうか?
病院での治療や、東洋医学的な治療については、後編でお話しします!

