みなさん こんにちは
名古屋市中区上前津にある
女性小児専門鍼灸院
レディース鍼灸さいとう名古屋です
暦の上では秋を過ぎました。秋といえば「実りの季節」、そうです!「妊活」の季節です!!
「妊活には体を温めると良いよ」とか、「鍼やお灸が効くらしい」とか、「血流を良くするといいらしい」とか聞いたことはありませんか?
妊活中&妊活を考えているご夫婦で、病院での治療だけではなかなか授からず、他に何かできることはないか?と当院を受診されるというケースがよくあります。
でも鍼灸の治療って、実際どうなの?何がいいの?どこに行ったらいいの?実は、当院のグループは、県内でも最も古くから不妊治療に力を入れておこなってきた鍼灸院なんです。
それでは、今日はそんな不妊治療の疑問にお答えします!

鍼灸治療をおこなうと、血流を改善することができます。なぜ血流が良くなるのかというと、鍼やお灸に血行促進成分のような薬などが、塗ってあったり入っていたりするわけではなく、私たち自身の体の反射を利用しているのです。
鍼によってできた「小さな傷」を修復するために、体は患部の血流量を増やすように働き、お灸の熱の刺激を受けた体は患部の血流を増加します。もちろん、血流が増加するのは鍼灸をした部分だけではありません。必要なツボに治療をすると、遠隔部であっても血流量は増加します。
すべて、私たちの体が自分の体を守り修復するための活動から起こっているのです。こんな風に血流が良くなると、妊活にとって何が良いのかというと、
- 内臓機能(子宮・卵巣の働き)が高まる
- 自律神経の安定
- ホルモンの働きが整う
- 冷え症の改善
などの効果につながります。

生理中にも鍼灸治療は可能です。むしろ、生理中に治療をおこなうと、生理痛を和らげたり、経血がスムーズに排出されたりと、良いことの方が多いです。
女性の生理周期には、卵胞期・排卵期・黄体期・月経期があります。時期が違えば出ているホルモンの状態が違ってきます。女性ホルモンと妊活は切っても切れない関係で、必要な時期に必要なホルモンがしっかりと働いてくれないといけません。
病院での治療は必要な時期に合わせたホルモンの薬が出されますが、鍼灸治療においても、そのときの状態に合わせた治療が必要になってきます。もちろん、治療するツボも時期によって変わってきます。
病院と併用して治療をおこなう場合には、病院での治療内容も確認しながら、鍼灸治療の内容を決定していきます。今現在おこなっている西洋医学的な治療に対して、より効果的な鍼灸治療はどういったものなのか、常に考えて治療をおこなう必要があるからです。

不妊治療をおこなうにあたって、必要になってくるのは、西洋医学的な知識と東洋医学的な体のとらえ方が重要だと考えています。
- 女性と男性の体の構造
- ホルモンの働き
- 個々人の体質
など、広くとらえて治療をしていく必要があります。そのために、当院では、一定の知識と技術を習得した鍼灸師が治療にあたっています。

ひとりひとり体質というものは違うものです。妊娠を目指すにしても、
- 卵の状態が良くないのか
- 排卵がしにくいのか
- 高温を保ちづらいのか
- 冷え症がひどいのか
- からだに熱がこもりすぎているのか
不妊治療をするときには、卵巣や子宮だけを診ればいいのではなく、からだ全体をとらえて、体質に合わせたツボを選んで治療をおこなう必要があるのです。
私たちは、
「子どもを望む多くのご夫婦にいつか我が子をその腕に抱いてほしい」
そんな願いを持ち治療にあたっています。
妊娠することがゴールではありません。本来の目的は、「子どもが欲しいから」治療をおこなうのであって、新しい家族に出会うため、無事に出産しなければ目的は叶いません。不妊治療は、そのための過程の一つです。鍼灸治療は、妊娠前から妊娠中、出産直前であっても治療ができ、いつでも状況に合わせて寄り添うことができます。
鍼灸治療で、妊娠・出産につながる体をつくるところから一緒にはじめてみませんか?
専門外来|不妊症

