みなさん こんにちは
名古屋市中区上前津にある
女性小児専門鍼灸院
レディース鍼灸さいとう名古屋です
「潰瘍性大腸炎」という病気をご存知でしょうか?
潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が起こり、潰瘍(かいよう)やびらん(ただれ)ができ、下痢や粘血便(血液や粘液)を繰り返す病気です。
現代の医学では、効果的な治療法がない治療困難な難病とされています。
主な症状は、
- 下痢
- 血便
- 頻便
- 腹痛
です。

症状が強いと、1日に何十回とトイレに行ったり、下痢が続くことで体重減少したりする場合もあります。
また、炎症から発熱を起こしたり、貧血を起こす場合もあります。
潰瘍性大腸炎は、はっきりとした原因が解明されておらず、腸内細菌の関与や、自己免疫反応の異常、ストレスなどによる心因性、食生活の変化の関与などが考えられていますが、まだ原因は不明です。
その中でも現在最も有力な説は、免疫(外敵から自己を守ろうとする体内の防衛システム)が体の一部である大腸の粘膜を敵と誤認識して攻撃し、破壊しているという「免疫異常説」です。

ステロイドなどを使用して、症状を抑えることは可能ですが、潰瘍性大腸炎のやっかいなところは「繰り返す」ということです。
症状が出たら抑え、様子を見ていたらまた再発し・・・これを繰り返し、結局また薬に頼る生活になってしまうのです。潰瘍性大腸炎になったら「繰り返さない体にしていくこと」がとても大切なのです。

鍼灸治療では、東洋医学的に原因を探り、その方の生活習慣や環境、体質などから自分自身の体を自分で保っていけるように体質改善することができます。
症状を抑えるだけではなく、「なりにくい体にする」のです。
もちろん、病院の治療と併用も可能です。繰り返す症状にお悩みの方、一度、鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか。

専門外来|潰瘍性大腸炎
