みなさん こんにちは
名古屋市中区上前津のある女性小児専門鍼灸院
レディース鍼灸さいとう名古屋です
子どもの便秘について
- うちの子、2日間もうんち出ていないです
- 緑色のうんちが出て困っています
- うんちをするときに泣いています
など、お母さんから相談を受けることがよくあります。
便秘はよくあることかもしれませんが、そのまま何もしないでいても良いものではありません。
今回は、便や、便秘について、そしてその治療法についてご紹介します。
うんちについて
まず、うんちはどのようにできて体の外に出るのでしょうか?
私たちは、毎日食事をします。食べたものは胃に入り、次に十二指腸、さらに小腸へ運ばれます。その間に胆汁や膵液などの消化酵素も加わり、栄養素が吸収されます。そこで吸収されて残ったものが、大腸へと運ばれて水分を吸収されると形のあるうんちができます。できたうんちは、最後に直腸というおしりの出口までいくと体の外に出ていきます。

うんちを出すには、「蠕動運動(ぜんどううんどう)」が必要です。私たちが食事をしている時の噛む刺激が脳に伝わると、「腸も動いてください!」と指令が出て、「胃・大腸反射」で腸が動きます。これが蠕動運動です。
この蠕動運動により、うんちが最終地点の直腸に降りてきて排便をします。通常、直腸の中は空っぽです。直腸にうんちがたまると、排便したい感覚がしてきます。そしてうんちを出すとすっきりします。これがうんちのサイクルです。

便秘が起こる理由
子どもの便秘の多くは、体が成長段階にあるため、
- 脳からの腸を動かす指示が未発達なこと
- うんちを出す力が弱いこと
が原因で起こります。
便秘の原因、自律神経
うんちを運ぶ腸の蠕動運動は、自律神経の「副交感神経」が関係しています。休んでいるときやリラックスしている時に働く神経です。この副交感神経の働きが活発な時に排便に働きます。
子供の場合、神経の発達が未完成なため、「うんちを直腸へ送りなさい」という指示をうまく出すことができないことがあります。また、感受性が豊かなため、ちょっとした周囲の言動や、環境の変化で自律神経の働きが乱れ、副交感神経と逆の働きをする交感神経の働きが優位になり便秘を引き起こすことも少なくありません。
何日もうんちが直腸に溜まると、水分がどんどん腸に吸収されてしまい、出すときにコロコロ(うさぎのフンのような)うんちが出るか、強く力んでおしりが切れてしまい、痛くて出せなくなってしまいます。
- うんちを出すときに泣いている
- 緑色のうんちが出る
ということが、便が溜まっているために起きてしまっています。また、うんちを出す時に必要な腹筋も弱いため、「力む」ことがうまくできていません。その結果、うんちが溜まりやすくなります。
便秘の治療法
- 5日以上、うんちがでていない
- お腹が張って苦しそう・食欲がない
- うんちを出す時に痛がる
このようなことが当てはまる場合、便秘になっているかもしれません。整腸剤や浣腸を使ってうんちを出す方法もありますが、そればかりに頼ってしまうと、トイレに行った時に自分の力でうんちを出すことができなくなってしまいます。
子ども便秘の改善には、うんちを出す働きを高めることが大切です。そこで「小児はり」の出番です!

小児はりは、体の成長を促すことや、内臓の働きを活発にしてくれます。手やお腹・足のツボを使うと、脳の神経や体の成長が高まり、腸に溜まっていたうんちを出しやすくなります。
子どもは感受性が高いため、少しの刺激で効果があらわれます。治療を続けていくと、自分の力でうんちが出せるようになり、便秘が改善されます。排便習慣が身につくと、うんちを出すときに怖がることもなくなります。
1・2回の治療でよくなることもありますが、根本的な原因を改善しない限り便秘は再発する可能性があります。定期的に治療を行っていきましょう。
生活習慣や排便習慣が子どもの便秘となぜ関係あるのか、一緒に考えて治療していきます。普段食べているもの、水分の量、どんな遊びをしているかもうんちを出すことには重要です。
便秘は放置をしておくと、大人になってさらに悩むことになります。お子さんの苦しそうな顔は見たくないですよね。今はお母さんお父さんの協力があって改善されます。私たちがお手伝いします。いつでもご相談ください。